ブログ説明

株式会社フルハシ環境総合研究所による環境問題、環境経営に関する提言・オピニオン発信を目的としたサイトです。

2014年12月29日月曜日

14.小さな会社の環境経営(その2)

*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すという意
味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様にお届けする環境
マガジンです。
▼メールマガジンのお申し込み、ご意見、ご質問、お問い合わせは、
ホームページ(http://www.fuluhashi.jp/)右上の
「ご相談・お問い合わせ」よりお願いします。




 2014年8月29日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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        GMM [Green Mail Magazine] No.244
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▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――
【本日の特集】
1.小さな会社の環境経営(その2)
【イベント・セミナー情報】 
2. LCA(ライフサイクルアセスメント)入門・実践コース 
  ~製品の環境負荷を数値化して開発やPRに役立てる~
  [名古屋] 9月4日(木)、9月5日(金)
  主催:フルハシ環境総合研究所
3.eco検定受験対策セミナー【有料】
  [瀬戸] 10月18日(土) 10:00~17:00
    主催:瀬戸商工会議所
4.名古屋藤原塾のお知らせ
  [名古屋] ■9月25日(木)、12月25日(木)、2015年3月26日(木)
  主催:フルハシ環境総合研究所
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【本日の特集】
1.小さな会社の環境経営(その2)
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前回、中小企業の事業経営と一体化した環境経営について論じた。私は、中小
企業において最も大切な資源である社員こそが、事業経営の中に活かす環境経
営を進めていくうえでのカギとなると考えている。今回は「人」つまり社員を
環境経営に巻き込み、活かす方法について考えたいと思う。
私がコンサルティングをしていた中小企業の担当者から「社員が環境マネジメ
ントシステムを理解し、自発的に行動してほしい」という言葉を聞くことがあ
る。しかしその前に、会社の方から環境マネジメントシステムに対する姿勢を
示すことが大切である。それで社員が「お、会社が本気で取り組むぞ」と気が
ついた瞬間をスタート地点として、社員のモチベーションを上げる仕掛けづく
りを始めていただきたい。
社員が前向きに取り組める仕掛けにはどのようなものがあるだろうか。
例えば、ある会社では、業務改善提案に対して金銭的報酬を与えるという制度
を設けており、社員が熱心に提案するのでその報酬代は毎月数十万円に達する
という。業務改善の「量」を増やすという点において、このような制度は有効
に働いていることが分かる。だが、金銭的インセンティブは業務改善の「質」
を上げるかは疑問が残る。
業務改善の「量」と「質」を上げる仕組みではどのような手段が有効だろう
か?行動経済学の分野で、社員のモチベーションを上げ、仕事の生産性をアッ
プさせるため、ボーナスと食べ物と上司からの労いのメッセージが届くので
は、どれが有効な報酬であるかを試した実験がある。結果は、報酬をもらう当
日の生産性はどれも同じようにアップした。しかし、翌日以降については、
メッセージをもらった人のみが生産性が上がったままなのに対し、他は報酬が
ない時と同じ程度まで下がってしまった。心理学者マズローの「欲求の階層構
造(段階)説(※)」によれば、人は最終的に自己実現の欲求を持つという。
つまり誰もが人や社会に認められたいという欲を持っており、実験の「メッセ
ージ」は「認められる喜び」につながった結果だと言える。しかも、メッセー
ジはコストがかからないうえ、翌日以降にも残存効果を発揮してくれる。
社員のモチベーションを上げる仕組みは、経営者や担当者の取り組むべき難し
くて醍醐味のある環境経営の一環であると思う。社員を活かすことで、アイ
ディアが生まれたり、新しい目標ができたり、職場の環境が変わったり、少し
ずつ内側からの変化が生まれることで、環境経営の導入の効果が事業経営にも
反映されていくのではないだろうか。小さな会社だからこそ、モノもカネもか
けず、今ある大切な資源である「ヒト」を磨くのだ。
(※)アメリカの心理学者マズローによる「欲求の階層構造(段階)説」は、
欲求の質という観点から人間の成長をとらえた説である。人間の欲求は精神的
なものへと質が高まる。具体的には、生理的欲求(食欲・睡眠欲など)から始
まって、安全の欲求、所属と愛情の欲求、尊厳の欲求へと進み、最終的に自己
実現の欲求を満たす。
参考文献:
ジェフリー・フェファー.ロバート・I・サットン.「事実に基づいた経営」
ダン・アリエリー NHK白熱教室「楽しい行動経済学」
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【イベント・セミナー情報】
2. LCA(ライフサイクルアセスメント)入門・実践コース 
  ~製品の環境負荷を数値化して開発やPRに役立てる~
  [名古屋] 9月4日(木)、9月5日(金)
  主催:フルハシ環境総合研究所
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東海地区唯一の(社)産業環境管理協会のLCA地域パートナーである
(株)フルハシ環境総合研究所が、「LCA入門・実践コース」を実施します。
【LCA入門コース】
LCAの概念、手法・手続きについてテキストを用いた講義形式で行います。
LCAにこれから取り組みたい方や改めてしっかり基礎から取り組みたい方に、
ぜひご参加いただきたいコースです。(パソコンは使用しません)
<特徴>
・(社)産業環境管理協会とのプログラムライセンス契約に基づいて講座を開講。
・我が国有数のLCA専門家により編集され、ISO14040規格シリーズに準拠した
 テキストを使用。
・コースの最後にLCAソフト「MiLCA」のデモンストレーションを行いMiLCAの
 概要を把握してもらいます。
【LCA実践コース】
LCAソフト「MiLCA」を用いソフトウェアの操作演習を行います。(パソコンを
お持ちください)
<特徴>
・LCA手法の徹底的な解説と1人1台のパソコンを利用した実務演習。
・独立行政法人産業技術総合研究所および一般社団法人産業環境管理協会が共
 同開発したデータベース「IDEA」を内蔵した新LCAソフト「MiLCA」を教材と
 して使用。
・本セミナー参加者全員に終了証を発行。
■日時・参加費
入門コース 
2014年9月4日(木) 10:00~17:30  33,600円/人
実践コース 
2014年9月5日(金) 10:00~17:30  MiLCA購入済の方  26,250円/人
                 MiLCA未購入の方  47,250円/人
■お申込み
下記の項目をご記入の上、弊社メールアドレス(info@fuluhashi.jp)
までお送り下さい。
①氏名 ②貴社名 ③部署・役職 ④ご住所 ⑤ご連絡先(TEL・FAX)
⑥参加ご希望のコース(1.LCA入門コース 2.LCA実践コース)
⑦MiLCAソフトを既に購入された方は購入年月日
⑧LCAの経験について(選択)
・全く初めて ・LCAの概要をある程度知っている 
・LCAの手法をほぼ理解している ・LCAを実施したことがある
⑨参加の目的
■受講のお取消し
開催日の前日17:00までにご連絡ください。
■お振り込みについて
開催2日前までに受講料をお振り込みください。
お振り込みされた方のお名前と受講者氏名が異なる場合はお申込み時にご連絡
ください。
 ○振込先
 三菱東京UFJ銀行 上前津支店 普通口座/1881140  
 (株)フルハシ環境総合研究所
■会場
株式会社フルハシ環境総合研究所
〒460-0022
名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
●(JR・地下鉄・名鉄)金山駅より徒歩約3分
 一階に三菱UFJの入っているビルの6階にお上がりください。
■お問い合わせ
株式会社フルハシ環境総合研究所
〒460-0022
名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
TEL:052-324-5351 FAX:052-324-5352
E-mail: info@fuluhashi.jp  
担当:徳永、浅井
http://www.fuluhashi.jp/
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【イベント・セミナー情報】
3.eco検定受験対策セミナー【有料】
  [瀬戸] 10月18日(土) 10:00~17:00
    主催:瀬戸商工会議所
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瀬戸商工会議所が、eco検定の合格を目指す方へ向けた対策セミナーを
開催します。セミナーの講師を務める弊社代表の浅井から直接解説を聞き、
試験対策とともに環境への理解を深めたい方はぜひ受講してください。
■日時
10月18日(土)10:00~17:00
■申込締切 
9月30日(火)
■会 場
瀬戸商工会議所 大ホール(瀬戸市見付町38-2)
■定員
30名(定員になりお断りする場合は連絡させていただきます)
■受講料
4,000円 ※受講料は当日受付でのお支払いとなります。
     ※講義では公式テキストを使用します。
     ※公式テキストをご希望の方は申込書の該当欄にご記入ください。
      割引価格にて販売します。テキストは当日お渡しいたします。
■講師
浅井豊司 ㈱フルハシ環境総合研究所 代表取締役
■内容
午前 eco検定の説明と試験問題の傾向と対策
   環境問題の実態~地球と自然環境~
午後 環境と経済社会~持続可能な方向~
    暮らしと環境~個人・地域ができること~
   模擬試験、質疑応答
   ※昼食は各自でご用意ください。
■申込み
以下のURLからセミナーお申し込み様式をダウンロードし、
必要事項をご記入の上、瀬戸商工会議所まで持参もしくは
FAXをお願いいたします。
URL http://www.setocci.or.jp/eco_261018.pdf
FAX 0561-83-5204
■問合先
瀬戸商工会議所 TEL:0561-82-3123 担当:林(洋子)、古橋
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【イベント・セミナー情報】
4. 名古屋藤原塾のお知らせ
  [名古屋] ■9月25日(木)、12月25日(木)、2015年3月26日(木)
  主催:フルハシ環境総合研究所
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
名古屋藤原塾では、経済アナリストである藤原直哉氏が、経済、金融、政治、
外交、社会、文化の幅広い分野に関する最新の「時事問題」と「リーダー
シップ」「経営」に関する話題を取り上げて、解説します。
藤原塾は、全国で開催されており、名古屋では、フルハシ環境総合研究所が、
事務局を務めています。
■日時
【2014年度名古屋藤原塾】 
  2014年 9月25日(木) 16:00~18:30
       12月25日(木)  16:00~18:30
  2015年 3月26日(木) 16:00~18:30
        
■講師
藤原直哉氏
経済アナリスト、株式会社あえるば代表取締役会長。
東京大学経済学部卒業。住友電気工業株式会社入社。経済企画庁出向後、
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社入社。現在、独立系シンクタンク
として政治・経済を分析。全国各地で藤原学校・藤原塾を開催。
【株式会社あえるば ホームページ】http://www.fujiwaraoffice.co.jp/
【藤原直哉のインターネット放送局】http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/
■場所
 ローズコートホテル3F
 (名古屋市営地下鉄・上前津駅の1番出口を出てすぐ)
■お申込み
お申込み内容・お名前・会社名・ご連絡先をご記入の上、
メールinfo@fuluhashi.jp宛にご連絡ください。
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▼ご意見、ご質問、お問い合わせは、こちらまでお願いします。
 gmm@fuluhashi.jp
▼本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、
その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所
【名古屋本社】
 〒460-0022 名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
 Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
【関東事務所】
 〒221-0844
 神奈川県横浜市神奈川区沢渡1-2菱興新高島台ビル 7階 C号室
 Tel:045-272-6477 Fax:045‐328-1678


フルハシ環境総合研究所
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13.小さな会社の環境経営(その1)

*GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すという意
味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様にお届けする環境
マガジンです。
▼メールマガジンのお申し込み、ご意見、ご質問、お問い合わせは、
ホームページ(http://www.fuluhashi.jp/)右上の
「ご相談・お問い合わせ」よりお願いします。


2014年8月25日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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        GMM [Green Mail Magazine] No.243
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▼INDEX▼ ――――――――――――――――――――――――――――――
【本日の特集】
1.小さな会社の環境経営(その1)
【イベント・セミナー情報】 
2. LCA(ライフサイクルアセスメント)入門・実践コース 
  ~製品の環境負荷を数値化して開発やPRに役立てる~
  [名古屋] 9月4日(木)、9月5日(金)
  主催:フルハシ環境総合研究所
3.名古屋藤原塾のお知らせ
     
  [名古屋] ■9月25日(木)、12月25日(木)、2015年3月26日(木)
  主催:フルハシ環境総合研究所
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【本日の特集】
1.小さな会社の環境経営(その1)
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環境経営に取り組むことは当たり前の時代となった。近年、先進的な企業にお
いては、事業経営と環境経営の一体化が進められ、事業の持続的な成長と環境
負荷低減の両面から具体的な目標が掲げられ、実行されている。そのなかで、
環境経営の質・量が競争力を大きく左右するようになった。
一方、中小企業においては、環境経営が当たり前になったとは言い難い。当社
では、エコステージ評価員として主に中小企業、小規模事業者での環境マネジ
メントシステムのコンサルティングに携わっている。取引に有利になるという
理由で取得を目指す会社が多く、「うちのような会社でも取得できるかな。維
持するのは難しいだろうか」と不安そうな顔をされる担当者が多くみられる。
しかしながら、トップメッセージが伝わりやすく、機動力のある中小企業こ
そ、環境経営と事業経営を一体化させることが可能なのではないだろうか。
コストや人材の制約がある中小企業では、経営に上乗せした環境活動をするの
ではなく、環境活動と事業経営と一体化させた、効率的なマネジメントが求め
られるのではないだろうか。
日本の企業の99.7%は中小企業であり、従業者数及び付加価値額(製造業)にお
いてもそれぞれ7割、5割以上を中小企業が占める(※1)ことを考えると、中小企
業の環境経営を進めることが、産業界の環境負荷の低減に大きく貢献すること
は想像に難くない
。
次回は、中小企業が環境経営を実践するにあたり、想定される課題や解決の方
法について提示したいと考えている。(次回に続く)
(※1)経済産業省HP
     中小企業・小規模事業者の数(2012年2月時点)の集計結果

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【イベント・セミナー情報】
2. LCA(ライフサイクルアセスメント)入門・実践コース 
  ~製品の環境負荷を数値化して開発やPRに役立てる~
  [名古屋] 9月4日(木)、9月5日(金)
  主催:フルハシ環境総合研究所
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東海地区唯一の(社)産業環境管理協会のLCA地域パートナーである
(株)フルハシ環境総合研究所が、「LCA入門・実践コース」を実施します。
【LCA入門コース】
LCAの概念、手法・手続きについてテキストを用いた講義形式で行います。
LCAにこれから取り組みたい方や改めてしっかり基礎から取り組みたい方に、
ぜひご参加いただきたいコースです。(パソコンは使用しません)
<特徴>
・(社)産業環境管理協会とのプログラムライセンス契約に基づいて講座を開講。
・我が国有数のLCA専門家により編集され、ISO14040規格シリーズに準拠した
 テキストを使用。
・コースの最後にLCAソフト「MiLCA」のデモンストレーションを行いMiLCAの
 概要を把握してもらいます。
【LCA実践コース】
LCAソフト「MiLCA」を用いソフトウェアの操作演習を行います。(パソコンを
お持ちください)
<特徴>
・LCA手法の徹底的な解説と1人1台のパソコンを利用した実務演習。
・独立行政法人産業技術総合研究所および一般社団法人産業環境管理協会が共
 同開発したデータベース「IDEA」を内蔵した新LCAソフト「MiLCA」を教材と
 して使用。
・本セミナー参加者全員に終了証を発行。
■日時・参加費
入門コース 
2014年9月4日(木) 10:00~17:30  33,600円/人
実践コース 
2014年9月5日(金) 10:00~17:30  MiLCA購入済の方  26,250円/人
                 MiLCA未購入の方  47,250円/人
■お申込み
下記の項目をご記入の上、弊社メールアドレス(info@fuluhashi.jp)
までお送り下さい。
①氏名 ②貴社名 ③部署・役職 ④ご住所 ⑤ご連絡先(TEL・FAX)
⑥参加ご希望のコース(1.LCA入門コース 2.LCA実践コース)
⑦MiLCAソフトを既に購入された方は購入年月日
⑧LCAの経験について(選択)
・全く初めて ・LCAの概要をある程度知っている 
・LCAの手法をほぼ理解している ・LCAを実施したことがある
⑨参加の目的
■受講のお取消し
開催日の前日17:00までにご連絡ください。
■お振り込みについて
開催2日前までに受講料をお振り込みください。
お振り込みされた方のお名前と受講者氏名が異なる場合はお申込み時にご連絡
ください。
 ○振込先
 三菱東京UFJ銀行 上前津支店 普通口座/1881140  
 (株)フルハシ環境総合研究所
■会場
株式会社フルハシ環境総合研究所
〒460-0022
名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
●(JR・地下鉄・名鉄)金山駅より徒歩約3分
 一階に三菱UFJの入っているビルの6階にお上がりください。
■お問い合わせ
株式会社フルハシ環境総合研究所
〒460-0022
名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
TEL:052-324-5351 FAX:052-324-5352
E-mail: info@fuluhashi.jp  
担当:徳永、浅井
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【イベント・セミナー情報】
3. 名古屋藤原塾のお知らせ
  [名古屋] ■9月25日(木)、12月25日(木)、2015年3月26日(木)
  主催:フルハシ環境総合研究所
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名古屋藤原塾では、経済アナリストである藤原直哉氏が、経済、金融、政治、
外交、社会、文化の幅広い分野に関する最新の「時事問題」と「リーダー
シップ」「経営」に関する話題を取り上げて、解説します。
藤原塾は、全国で開催されており、名古屋では、フルハシ環境総合研究所が、
事務局を務めています。
■日時
【2014年度名古屋藤原塾】 
  2014年 9月25日(木) 16:00~18:30
       12月25日(木)  16:00~18:30
  2015年 3月26日(木) 16:00~18:30
        
■講師
藤原直哉氏
経済アナリスト、株式会社あえるば代表取締役会長。
東京大学経済学部卒業。住友電気工業株式会社入社。経済企画庁出向後、
ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社入社。現在、独立系シンクタンク
として政治・経済を分析。全国各地で藤原学校・藤原塾を開催。
【株式会社あえるば ホームページ】http://www.fujiwaraoffice.co.jp/
【藤原直哉のインターネット放送局】http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/
■場所
 ローズコートホテル3F
 (名古屋市営地下鉄・上前津駅の1番出口を出てすぐ)
■お申込み
お申込み内容・お名前・会社名・ご連絡先をご記入の上、
メールinfo@fuluhashi.jp宛にご連絡ください。
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▼ご意見、ご質問、お問い合わせは、こちらまでお願いします。
 gmm@fuluhashi.jp
▼本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、
その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所
【名古屋本社】
 〒460-0022 名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
 Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
【関東事務所】
 〒221-0844
 神奈川県横浜市神奈川区沢渡1-2菱興新高島台ビル 7階 C号室
 Tel:045-272-6477 Fax:045‐328-1678


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2014年8月12日火曜日

12.「見える」エコデザインと「見えない」エコデザイン

グリーンメールマガジン(GMM)は、当社が発行する環境情報マガジンです。
地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すという意味を込めて、
当社とご縁のあります皆様方に、毎週金曜日にお届けしています。
GMMでは、イベント・セミナー情報のほかに、毎月環境に関する特集を組み、
4回にわけて配信しています。
以下に、2014年8月の特集記事「「見える」エコデザインと「見えない」エコデザイン」の
連載第一回をご紹介します。
▼メールマガジンのお申し込み、ご意見、ご質問、お問い合わせは、
ホームページ(http://www.fuluhashi.jp/)右上の
「ご相談・お問い合わせ」よりお願いします。
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★グリーンメールマガジン No.242★
「見える」エコデザインと「見えない」エコデザイン
                     2014年8月8日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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【本日の特集】
1.「見える」エコデザインと「見えない」エコデザイン
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「トヨタのプリウスが売れた一因は、一目でハイブリット車だと分かるから
だ」と言う意見を聞いたことがあるだろうか?
ハイブリット車は通常のガソリン車にくらべ購入費用が高く、生産時の環境負
荷も高いが、長く乗り続ければそれらをペイする効果があることはよく知られ
ている。
もし採算性しか強みがなくて見た目が格好悪いとしたら、ハイブリット車はこ
こまで普及しなかったはずだ。運転時の静かさや燃費の良さだけではなく、ハ
イブリット車だと誰もが分かるデザインが「自分は環境にやさしい車に乗って
いるのだ」という満足感を購入者に与え、購買意欲につながったというのであ
る。
これはNHKの白熱教室「楽しい行動経済学(米デューク大学 ダンアリエリー
教授)」で取り上げられたトピックである。人の行動は必ずしも合理的な判断
によるものではないこと、他人に誇らしい顔をしたいという人の心理が潜んで
いることを意識した上で、商品開発、宣伝をすべきだと考えさせられる良い例
ではないだろうか。
これは「見える」エコデザインだ。では、もう一方の「見えない」エコデザイ
ンについて考えてみよう。
私が以前LCAのコンサルティングに関わった会社の社員から、「時間をかけて
LCAを計算する価値はあるのか?」という質問を受けたことがある。それらを
実施する時間が惜しい、環境性能の見える化など費用対効果が見込めないので
はないかというのである。
では見た目がエコっぽければ、環境性能を数値で表していなくても良いのだろ
うか?計算してみなければ数字という客観的なデータは得られない。「なるべ
く環境に負荷を与えないものを購入したい」と考えている人、環境性を人に自
慢したい人に対して訴求効果のある宣伝も打てなくなり、結果として売り上げ
につながらないという状況に陥ってしまいかねない。
購入者から「見える」エコデザインの下には「目に見えない」エコデザインが
ぎっしり詰まっている。そうであってほしいし、人をあざむく製品は長く支持
されることはないだろう。
いま一度、エコ製品を根底から支えるLCAを見直すとともに、購入者が自慢し
たくなるような、エコがにじみ出て一目で環境性が分かるデザインについて、
両面から開発を考えてみたい。そこに未来を切り開く鍵があるはずだ。
(所員:太田)
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連載第一回は以上です。最後までお読みいただき有難うございました。
▼メールマガジンのお申し込み、ご意見、ご質問、お問い合わせは、
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「ご相談・お問い合わせ」よりお願いします。
▼本メールマガジンの各種情報の内容については万全を期しておりますが、
その内容を保証するものではありません。これらの情報によって生じたいか
なる損害についても、補償はいたしかねます。
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所
【名古屋本社】
 〒460-0022 名古屋市中区金山1-14-18 金山センタープレイス6F
 Tel:052-324-5351 Fax:052-324-5352
【関東事務所】
 〒221-0844
 神奈川県横浜市神奈川区沢渡1-2菱興新高島台ビル 7階 C号室
 Tel:045-272-6477 Fax:045‐328-1678
▼フルハシ環境総合研究所
http://www.fuluhashi.jp/
▼エコプロネット(環境付加価値を創造する製品開発支援ネットワーク)
http://www.ecopronet.jp/
___________________________________
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株式会社フルハシ環境総合研究所
http://www.fuluhashi.jp/

2014年8月4日月曜日

11.グリーンメールマガジンのご紹介「七夕馬作り」

グリーンメールマガジン(GMM)は、当社が発行する環境情報マガジンです。
地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すという意味を込めて、
当社とご縁のあります皆様方に、毎週金曜日にお届けしています。
GMMでは、イベント・セミナー情報のほかに、毎月環境に関する特集を組み、
4回にわけて配信しています。
以下に、2014年7月の特集記事「七夕馬作り」の
連載第一回をご紹介します。

▼メールマガジンのお申し込み、ご意見、ご質問、お問い合わせは、
ホームページ(http://www.fuluhashi.jp/)右上の
「ご相談・お問い合わせ」よりお願いします。
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★グリーンメールマガジン No.240★
「七夕馬作り」
                     2014年7月25日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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         GMM [Green Mail Magazine] No.240
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【本日の特集】
1.「七夕馬作り」
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みなさんは今年の七夕をどのように過ごされたでしょうか。
季節の変わり目の五節句の一つである七夕。この夜は、天の川の両側に隔てら
れた彦星と織姫が、年に一度会うことができることを祝うだけではなく、村で
選ばれた女性、棚機女が機織り小屋にこもり、神が来るのを待ったという日本
の言い伝えや日本古来の豊作を祖霊に祈る祭り(お盆)などが習合したものと
言われている。

私は例年、星空を眺めるだけだったが、今年は「七夕馬」を窓辺に飾った。
「七夕馬」とは関東を中心に北陸、東北、西日本の一部にみられる伝統で、今
年の農作物の豊作をお祈りする時に天から降りてくる作神様が乗るための馬の
ことである。

私が住む東京都杉並区善福寺には唯一、七夕馬を毎年作り続ける農家さんがい
る。その方を中心に地域の方々が、近所の小学校5年生約100名のこども達に
「七夕馬作り」を教えるという授業に私も同行させてもらい、こども達に作り
方を教えてきた。

昔は近隣の善福寺池の荻を使って編んでいたが、残念ながらその植生は少なく
なっているため藁を使って、編み方の異なる雄と雌の二匹を編む。子ども達は
二時限を使い、体長1m弱程の立派な大きさを夢中になって編んでいた。
子ども達の生き生きとした表情と「藁のいい匂い~!」出来上がってくると
「作るの楽しい!」等の言葉が印象的だった。

農家の方によると、作神様は7月7日に降りてきて、8日に七夕馬に乗って天に
帰るそう。七夕の日には、家の縁側に畑でとれたキュウリやトマト、なす等の
夏野菜とお酒をお供えして馬を並べ、七夕行事を終えた後は、畑に竹の棒を挿
してくくりつけておく。

自然素材を用いた伝統文化を先人に教わり、子ども達にそれを伝える。これこ
そ、ESDの体現である。自分の住む地域の小学生や、農家さんたちと過ごし、
引っ越してきて初めて「この地域に住んでいる」感覚をおぼえた一日だった。
少しずつでも、地域に据え置いた暮らしをしていきたい。(所員:岩田)

参考文献:石田繁美編(2005)『家族で楽しむ日本の行事としきたり』
          ポプラ社
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連載第一回は以上です。最後までお読みいただき有難うございました。
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2014年7月22日火曜日

10.グリーンメールマガジンのご紹介「再生可能エネルギー考」

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地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すという意味を込めて、
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GMMでは、イベント・セミナー情報のほかに、毎月環境に関する特集を組み、
4回にわけて配信しています。
以下に、2014年6~7月の特集記事「再生可能エネルギー考」の
連載第一回をご紹介します。

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★グリーンメールマガジン No.236★
「再生可能エネルギー考(1)」
                     2014年6月27日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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         GMM [Green Mail Magazine] No.236
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【本日の特集】
1.「再生可能エネルギー考(1)」
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日本は食料自給率が40%を割り込んでいる(※1)。その10分の1、自給率
4%(※2)という数字は何をあらわしているか。これはエネルギー自給率であ
る。エネルギー資源のほとんどを海外に依存しているという歴然とした現実が
目の前にある。誤解のないように付け加えておくが、これは一次エネルギーを
指しており、電力のことを指しているわけではない。

4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」のなかで、原子力をベースロード
電源に位置づけるという点に注目が集まっているが、計画の中にある重要なポ
イント-再生可能エネルギーの普及について十分に認知されていないのではな
いか、と問い直したい。(なお、福島第一原発の事故処理もままならず、核廃
棄物処分方法も決まらない中での、原発再稼働は容認できない。)
本稿では、昨今の再生可能エネルギーの潮流を今一度現実的な視点から見つめ
直し、これからの私たちの進むべき方向性を探ってみたい。

さて、先ほどと視点を変えて、今度は「電力」の国産割合を直近のデータから
確認してみよう。2013年度の電源構成は、化石燃料依存度が88%となってい
る。続いて、水力8.5%、再エネ等2.2%、原子力1%(※3)。
エネルギー基本計画を読むと、「再生可能エネルギーについては、2013年から
3年程度、導入を最大限加速していき、その後も積極的に推進していく。」と
記載されており、再生可能エネルギーはゴールドラッシュさながら怒涛の勢い
で開発が進んでいる。

海外に目を転じると、EUでは2020年までに再生可能エネルギーの割合を20%に
する目標を順調に進めており(※4)、中国は風力発電を飛躍的に増やしてお
り風力発電導入量が世界一位(90GW強)で、二位米国より50%程多い(※5)。
次回は、再生可能エネルギーを増やすカギとなる資金や経済性について、考
えてみたい。(所長:浅井)

※1 食料自給率39%(平成24年度、農水省)
※2 エネルギー自給率(=国内産出/一次エネルギー供給×100)4%
  (エネルギー白書2010)
※3 電気事業連合会資料(2014年5月23日)
※4 JETRO ユーロトレンド(2011.4)
※5 一般社団法人 日本風力発電協会資料(2014年2月9日)
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2014年7月14日月曜日

9.西の浜エクスカーション参加報告


2014年6月15日(日)に愛知県田原市西の浜で開催された、22世紀奈佐の浜プロジェクト「西の浜エクスカーション(流域学習会)」に参加しました。同プロジェクトは平成25年から、流域を訪れるエクスカーションと鳥羽市周辺の漂着ごみの清掃活動を続け、流域全体で伊勢湾の漂着ごみの問題を考えています。行政関係者も多く参加されます。

今回のエクスカーションには約300人が集まりました。午前中の海岸清掃では740kgのごみが回収され、午後の学習会では、小学生によるボランティアサークル「亀の子隊※」や愛知県環境部、ESD中部事務局、矢作川流域懇談会等から発表がありました。

亀の子隊をはじめとして、みなさんが自然体で取組んでいることが伺えました。日頃、環境教育は「参加」に壁があると思っていましたが、皆もっとやりたくて仕方がない様子。みんなと一緒にやるごみ拾いが単純に楽しくて、海岸がみるみる綺麗になって行くことが、気持ちがいいし、やりがいがあるのですね。

環境教育は教えるのではなく、気づかせること。それは、このエクスカーションのように体験からはじめるのが効果的でしょう。

※平成10年、亀山小学校4年生が西の浜に出かけた際に、あまりのゴミの多さに驚き、子どもたち自らが学習や活動を開始しました。

亀の子隊の活動目的は、「海を奇麗にすることではなく、海を奇麗にする心を育てる」こと。

 

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2014年7月4日金曜日

8.食べることは生きること。食の安全について

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★グリーンメールマガジン No.232★
「食べることは生きること。食の安全について(1)」
 2014年5月30日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所

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【本日の特集】
1.「食べることは生きること。食の安全について(1)」
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【はじめに】
わたしたちの体は、自身が口にする食べ物によってできている。今の日本の食
環境は、農薬、化学肥料、添加物、食品偽装などの問題に加え、放射能問題も
加わり、より安全な食べ物を選ぶということがなかなか難しい。
食べ物を選ぶということは、生きること、生き方を選ぶということである。安
全な食べ物を選び、健康な人生を全うするためには、いったいどんな食べ物を
選んだら良いのだろうか。その方法を模索するヒントとして、愛知県豊田市で
こだわりの有機栽培を行っている、松本自然農園代表、松本直之さんにお話を
伺った。
【こだわりの健康野菜】
雨露のきらめく春の松本自然農園の畑は、やわらかい春の下草がびっしりと土
を覆い、その中から赤いラディッシュが顔を出したり、からし菜の紫色の美し
い葉が生き生きと育つ、命の色彩を感じる畑であった。
松本さんが有機栽培農家になったきっかけは、自転車で日本一周の旅に出て得
た体験だという。その後、(財)自然農法国際研究開発センターにて自然農法
の研修を受け、その時学んだ基本的な考えをベースに、試行錯誤を重ね、現在
は年間約60品目200品種の野菜を無農薬、無化学肥料の有機栽培で育ててい
る。
松本自然農園が目指すのは、安心・安全を大前提とした「健康な野菜」をつく
ること。「農薬や、化学肥料を使わない」というのが目的ではない。「健康な
野菜」とは、農薬、化学肥料をたっぷり使い、人に例えるとメタボになった身
体ではなく、病気もしない元気で健康的な身体を持った人をイメージしてい
る。適切な季節に、野菜の持っている力を最大限に引き出し、健康に育った野
菜には、農薬を使わなくても虫がつくことはなく、雑草と共に育っても、収穫
できるレベルにまで育つのだという。生態系は弱肉強食である。不健康な野菜
は、虫が食べることによって、自然に還そうという働きがそなわっているの
だ。
松本さんには3人のお子さんがおり、子供たちは本当に美味しい野菜を知って
いるという。例えばカブの出荷作業をしていると、子供たちが食べにやってき
て、そのまま旬の採れたてをかじる。少しでも出荷時期(美味しい時期)を過
ぎたり、下手に味付けをするとたちまち食べなくなるのだそうだ。シンプルに
サッと茹でただけ、生のままの美味しさを子供たちは知っているのだ。「健康
な野菜は美味しい」ということを、子供たちは教えてくれる。


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★グリーンメールマガジン No.233★
「食べることは生きること。食の安全について(2)」
 2014年6月6日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所

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【本日の特集】
1.「食べることは生きること。食の安全について(2)」
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【食に対するボーダーライン】
松本家の子供たちのように、旬の「健康な野菜」に恵まれた家庭は多くはな
い。では、どうやって安全(健康)な野菜を選んでいったら良いのか。

例えば、「農薬・化学肥料を絶対に身体に取り込みたくない」という人がいた
としよう。その人が選ぶ野菜は、もちろん無農薬であるが、有機肥料を使う場
合、その肥料の出どころもはっきりしていないといけない。鶏糞から作られた
肥料を使う場合は鶏が食べる飼料にまでこだわるということになる。

そこまでこだわるとなると、もはや自分で作物を育てるしかない。育てること
ができない場合は、自身の中でどこかに「ボーダーライン」を設けないといけ
ないのだ。

そこで重要になってくるのが「情報」だ。松本自然農園では、ホームページで
栽培に関する想いや栽培履歴、生産者自身についての「情報」を発信し、また
提供する野菜セットにも、毎回野菜についてのセット名と詳しく書かれた説明
書きを同梱している。

セット名というのは、「夏野菜セット」などと単調なものではなく、「毎週同
じような野菜で飽きないように少しずつ入れる野菜を変えているのですが、お
楽しみいただけてますか?セット」というように、松本さんのユーモアや人と
なりが伝わるネーミングだ。「健康な野菜」を育てることはもちろんだが、
ホームページや説明書きから伝えたいのはどんな人物が育てているかという
「安心」だという。

昨今は産地偽装や表示偽装がニュースで取り沙汰されたり、3.11以降、国によ
る放射性物質の基準値が引き上げられたり、消費者である私たちは何を信じた
ら良いのか判断に迷う時代だ。松本さんのように信頼できる生産者からの情報
提供は、より「安全・安心」を求める人にはありがたい情報と言える。そう
いった信じられる情報をもとに選んだり、「自分自身の食に対するボーダーラ
イン」をどこに持つか。それがその人自身の食べ物の選び方になってくる。

安さを選ぶ、お店を選ぶ、とことんこだわる、少しなら気にしない、など、人
により選ぶ基準はそれぞれ自由だが、「健康・安全」を求めるならよく知った
上で、自分自身と相談して決めることが大切なのではないだろうか。しかし、
あまりにもストイックになってしまうと、選べる選択範囲は少なく、それがス

トレスとなり逆に健康を害する場合もある。


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★グリーンメールマガジン No.234★
「食べることは生きること。食の安全について(3)」
 2014年6月13日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所


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【本日の特集】
1.「食べることは生きること。食の安全について(3)」
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【消費者が生産者を選ぶ時代】
松本自然農園では野菜を定期宅配という形で提供している。毎週、又は隔週定
額で何種類かの野菜を届けてくれる。季節により中身のバリエーションは変わ
り、白いナスや赤いオクラなどの珍しい野菜もセットに入っているのが特色だ
(先にも述べた、同梱される説明書きには、珍しい野菜も含め全ての野菜につ
いて特徴や調理方法などが書かれている)。

それはお客さんを飽きさせないための工夫であり、経営への負担を減らすため
の多品目栽培からくるものでもある。値段に見合った作物、品数、面白さのバ
ランスを考え宅配してくれるのだが、もちろんお客さんによって、「合う」
「合わない」があるのだという。

農園では毎年、研修生を受け入れ、栽培・営業・流通・販売に至るまでを把握
する生産者主導型農業を提案し、営農技術を伝えている。自らも生産者主導型
農業を実践し、実績を残すことにより農業の新規参入者を支援しているのだ。
研修生によっては、「スタンダードな種類の野菜を通年提供したい」と考える
人もいて、松本さんは、将来的にはお客さんが農家を選べるようになればい
い、と考えている。

【有機農法と畑の生態系】
また、「健康」という視点で言えば、化学肥料は直接人体に影響はないと松本
さんは言う。だが化学肥料を畑に使用すると土を豊かにする微生物は衰弱して
いく。

植物は無機質な栄養分を根から吸い上げるのだが、有機肥料の場合は、微生物
が有機肥料を食べて排泄物として無機質な栄養分を野菜に与えている。しかし
化学肥料は無機質なので仲介役の微生物をとばして野菜に栄養を与える。その
ため微生物は食べるものがなく衰弱してしまうのだ。

微生物のいない土は固くなり、野菜は根をのばしにくく、育ちが悪くなる。す
るとさらに肥料を与えるようになる。多すぎる肥料によって、野菜は自ら根を
のばすことをやめてしまう。植物にとって根は、自分の体を支える運動機能の
役割と、栄養を消化吸収する腸の役割を担う。根が弱いことは、運動不足で内
臓が弱っているメタボリックな状態にほかならない。

化学肥料を使うから土が弱くなり、野菜が弱くなる。弱肉強食の世界ではメタ
ボは淘汰される対象であり、それを防ぐために農薬が必要になる。こうして過
保護に育てられた野菜が「健康」であると言えるのか、それを人が食べて「健
康」によいと言えるのか、考えてみてほしい。

松本さんは微生物を底辺とした、畑の中の生態系を豊かにすることを常に考え
ている。生態系バランスがよいと、特定の虫が大発生することもない。それに
より、土を殺すことなく、継続的な野菜づくりができ、環境に与える負荷は最

小限ですむ。


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★グリーンメールマガジン No.235★
「食べることは生きること。食の安全について(4)」
2014年6月20日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所

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【本日の特集】
1.「食べることは生きること。食の安全について(4)」
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【ライフスタイルの中での食】
一昔前までは、家庭に畑があったり、近所での野菜のお裾分けをもらったり、
交換したりする習慣は当たり前であった。全てをスーパーで購入するのではな
く、顔の見える関係が築かれていた。当社の親会社であるフルハシEPOでも、
社員の食料を少しでも身の回りから調達できるようにと、パーマカルチャーの
理念を取り入れ、工場内の敷地を利用して野菜を育てる実験を行っている。

松本さんは、「育った野菜に自分の心が現れる」という意識を持ち野菜を育て
ている。大雑把な人は肥料の撒き方も大雑把になり、大きくは育つが虫がつい
たりする。そのため、常に落ち着いて作業を行う事を心がけているそうだ。

育てた人の人となりが現れた野菜たち、つくってくれた人を思い浮かべながら
いただく食卓は、より豊かな食卓になる。関係を築いた人のつくった野菜に
は、その人の苦労を想い感謝の気持ちが生まれる。「最後まで大切にいただき
たい」という気持ちは、沢山の食品残さを排出している日本の問題を少しだ
け、解決してくれるように思う。

以前、わたしも松本自然農園の野菜を取り寄せていたことがある。育児と仕事
の両立で、料理にかける時間が減り、野菜を効率よく消費できなくなったため
止めてしまったのだが、当時いただいていた野菜はフレッシュで、美味しさが
ひと味違った。ひとつひとつ、大切にいただきたい存在であり、無駄にしてし
まうのは耐え難かった。食を除いたライフスタイルとの兼ね合いもまた、考え
なければいけない要素だと実感する。

便利さは衰えることなく、わたし達の生活に溶け込んでいる。求めてきたのは
わたし達だが、それにより消えてしまったものもある。食に限らず様々な情報
は溢れ、それらを考察してより良いものを選択していくことは、自分自身の健
康だけでなく、未来の環境のためにも大切なことなのだ。今後も松本さんのよ
うな生産者が増え、安心して選ぶことのできる選択肢が増えることを期待し、
口コミや購入することなどで支援していきたいと思う。

★松本自然農園ホームページ★


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連載は以上です。最後までお読みいただき有難うございました。

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