GMMは地球環境問題を前向きに解決し、「緑豊かな」地球を目指すという意
味を込めて、「グリーンメールマガジン」と名付け、皆様にお届けする環境
マガジンです。
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2015年6月19日発行 株式会社フルハシ環境総合研究所
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GMM [Green Mail Magazine] No.264
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【本日の特集】
再始動、CO2削減の道(1)
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「京都議定書」はすでに化石のような言葉になってしまった。なぜなら議定
書の約束期間は2008年から2012年まで、すでに3年前に賞味期限が切れてしまっ
ているからだ。
いよいよ政府が温室効果ガス削減目標(案)を発表した。2030年までに26%
削減(2013年比)。東日本大震災以降、混乱を極めたエネルギー状況が一段落
したこのタイミングで目標が作成されたのだが、2030年度の電源構成は、再エ
ネ22~24%、原子力20~22%、LNG27%、石炭26%、石油3%。
なんと原子力が20%も想定されている。この点は、与党が選挙に勝った時点
で再稼働の方向に進むことが半ば決定していたとも言える。だが、地元の同意
を得るのはそれほど簡単なことではないだろう。地震や噴火がこれだけ頻発す
るなかで、原発を再稼働するのは蛮勇と言わざるを得ない。
原発について考えるため、読者の皆様に次の動画を見ていただきたい。これは、
福島の放射性廃棄物の規模がわかるように保管場をドローンで空撮したものだ。
ドローンで撮影された放射性廃棄物保管場(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=UCP7PFT9coU&noredirect=1
まだこれからも果てしなく増え続けていく放射性廃棄物。故郷を奪われ、財産
を奪われ、心を深く気付けられている被害者の方々。私たちは便利さと引き換
えに、今後もリスクを背負い続けてもいいのだろうか。再稼働は行うべきでは
ない、と私は思う。
今回は少し横道に逸れてしまったが、次回は26%削減についてもう少し掘り下
げて、考えてみたい。
※約束草案のパブコメ募集中です(7/2迄)。草案内容も掲載されています。
「日本の約束草案(政府原案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)
http://www.env.go.jp/press/101079.html
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【発行】株式会社フルハシ環境総合研究所
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